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2010年代~現在 2015年~
綱島理友のユニフォーム物語 ユニフォームのイラストをクリックすると詳細が見れます。
ホーム
(左)和田豊(右)鳥谷敬
(左)和田豊
(右)鳥谷敬
ビジター
(左)藤浪晋太郎(右)能見篤史
(左)藤浪晋太郎
(右)能見篤史

 球団創設80周年の2015年。キャンプイン直前のタイガースが新ユニフォームを発表した。

 アニバーサリー・イヤーのモデルチェンジということもあり、伝統球団らしいオーソドックスなトラディショナル・スタイルの採用となった。

 ホーム用は前年までは肩などに飾りがついていたが廃止となり、落ち着いた雰囲気となった。ビジター用も黒のセパレート・タイプをやめて、伝統のグレーの縦縞を復活させた。

 そのデザイン・ベースとなったのが、1984年から使用され、あのタイガース・フィーバーを巻き起こした1985年に使われていたユニフォームだ。このユニフォームは70年代から80年代にかけて流行したプルオーバーのボタンなしだったが、新ユニフォームは時代に合わせてこれをボタンつきにした。そしてさらにラケットラインと袖のラインを新たに加えることにより変化を持たせ、ネオクラシック風の仕上がりとなっている。背番号の書体は、当時のものに近い形が使用されているが、輪郭が若干太めになった感じだ。そのため数字自体は若干スリム化しているようにも見え、スッキリとまとまっている。

 そして袖章にはアニバーサリー・イヤーということもあり、従来の虎のマークではなく、球団創設80周年のエンブレムが採用された。

 エンブレムは創設時のストッキングを思わせるグレーのツートンの縞に、チームの象徴である虎のマークをあしらったデザイン。伝統の球団らしいベーシックで落ち着いた雰囲気の仕上がりとなっている。アニバーサリー・マークをユニフォームの袖章として採用するのは、70周年、75周年と、80周年で三回目だ。

 しかしビジター用の伝統のグレーの縦縞は、この年限りで廃止された。一方、ホーム用は2017年まで使用された。16年と17年のホーム用の袖章は、アニバーサリーマークでなく従来の虎のマークが装着されている。

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