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2010年代~現在 2018年~
綱島理友のユニフォーム物語
ホーム
糸井嘉男
糸井嘉男
ビジター
メッセンジャー
メッセンジャー

 Aクラスを確保し、クライマックス・シリーズへの進出を繰り返してきたものの、勝ち上がることが出来ないシーズンが続いた。あと、もう一歩という状態が続く中、チームの空気を変える必要があった。

 2017年の11月25日に行われたファン感謝デーで、阪神タイガースは翌18年シーズンから着用する新ユニフォームを発表する。今回はホーム用、ビジター用共にデザインが変更されることになった。イメージ・チェンジの柱になったのがイエローだ。もともとタイガースのチームカラーのひとつであったが、戦前の創設期からユニフォームでは使われたり、使われなかったりを繰り返してきた。近いところでは2014年までホーム用のラインなどで使われていたが、2015年から廃止となって、イエローの使用は袖章の虎のマークのみとなっていた。

 2018年からのユニフォームではホーム用、ビジター用共にイエローを加えることになった。イエロー採用についてのデザイン・コンセプトは、「伝統」とチーム・ファンとの「一体感」を表現していると説明されていた。

 ホーム用は前年まで白が使われていた胸ロゴ、背番号、胸番号、背ネーム、ラインそれぞれの縁取りにイエローを採用。さらに帽子は1974年に登場したHTマークの「H」がイエローで「T」が白、ヒサシがイエローのスタイルが採用された。

 ビジター用はファンの間で根強い支持とリクエストのあった黒のセパレート・スタイルを復活。「HANSHIN」ロゴ、背番号、胸番号、背ネームはイエローに白の縁取りとなった。

 帽子は黒だが、HTマークはイエローの文字を白で縁取りするスタイルが初めて採用されている。

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