横浜DeNAベイスターズ
5.27(TUE)28(WED)29(THU)
倉敷 阪神甲子園球場
今季唯一の地方での主催ゲーム。年に一度の倉敷開催を前に、この日は甲子園で投手指名練習が行われた。初戦の先発は才木。チームにとって今年3度の地方ゲーム全てで先発マウンドに上がる。昨年の倉敷でも先発し「そんな悪い印象はない。特別投げにくい印象もないし、どちらと言うと投げやすい方やったかな」と問題なしを強調した。今季4度目のDeNA戦。「キャッチャーとうまく相談して攻め方変えるなり、こっちのリズムで変えてみるなりしてやってみてもいいかなと思う。しっかり抑えられるようにその日のベストを出せたらいいかな」。
2戦目は、この日一軍に合流した門別が初の甲子園で先発。「楽しみではあります」と胸を躍らせた。高卒3年目の今季は1勝2敗、防御率4.72。8日に出場選手登録を抹消され、ファーム合流後は2試合に先発し計14回3失点(自責2)で防御率1.29をマーク。もう一度、自らの存在価値を証明したい。
3戦目は新外国人のデュプランティエがマウンドへ。すでに6先発し防御率1.09と結果を残している。「打者を研究すること。それを元にキャッチャー、コーチ、トレーニングコーチ、トレーナーさんと一緒になって取り組んで、いい状態を維持すること。それができていたのは大きい」と勤勉な姿勢で結果に結びつけている。女房役の坂本にも感謝し「毎回、毎回自分のことを知ろうとして努力してくれる。今の時代で言うとすごく珍しいタイプの選手。ここまで向上心があって、相手のこと、そして自分たちのことを研究してくれるキャッチャーっていうのはいない。坂本の存在はすごく自分にとっては大きい」と語る。2勝目を狙い、全力で腕を振る。
打線は森下に注目。倉敷では通算6打数3安打で打率5割と好相性で、爆発に期待がかかる。
対するDeNAはオースティンが本来の力を発揮し始め、宮崎も好調。初戦に先発するバウアーを筆頭に先発陣も強力だ。打線も活発なだけに序盤の先制点がカギになりそうだ。
報知新聞社/直川 響