試合情報

一軍試合速報

TOP > 試合情報 > 一軍試合速報

FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。

  • 最新のスコア
  • テーブルスコア
  • 試合経過
  • ベンチ入り選手
  • 選手コメント
  • 戦評
  • 熱狂メーター

平均年齢25.8歳!! 若いスタメンで勝利

先発9選手のうち、30代はゴメスと鳥谷の2人だけ。若いメンバーで固められたスタメンが躍動し、DeNAを撃破した。
 
投げては24歳の岩貞が、6回4安打1失点で今季2勝目。打線の援護は2点しかなかったが、最少失点でしのぎ、チームの連敗を止めた。
 
同期入団の陽川の2ランで逆転してもらった直後の6回、先頭・ロペスの右中間への打球に江越がダイビングするも捕球できず。三塁に走者を背負うピンチを迎えたが、後続をピシャリと抑えた。
 
「陽川のホームランが出て、3人で抑えようと思っていた矢先に打たれてしまった。江越がダイビングしてくれて、あのガッツあるプレーを見たら、絶対にゼロで抑えようと思いました」
 
状態が決していいとは言えず、また球数も100球を超えたため、ベンチは交代を選択したが、「悪いなりにも抑えるのが成長」と、香田投手コーチは評価した。
 
その岩貞をリードしたのは、プロ初スタメンだった原口だ。岩貞とコンビを組むのは初めてだったが、イニング間にコミュニケーションをしっかり取り、チェンジアップを有効に使って好リード。その後も橋、ドリス、マテオの無失点リレーを導き、勝利の瞬間までマスクをかぶり続けた。
 
「とてつもない喜びですね。味わったことのない。9回かぶることがなかったので。一軍でかぶれて、しかも勝てたので、いいスタートが切れたと思います。こんなシビれる試合は、一軍でもなかなかない。ありがたさとうれしさと、充実した1試合でした」
 
そして、貴重な逆転弾を放ったのは陽川。プロ1号が甲子園で、しかも決勝ホームランという、これ以上ない一発となった。1点を追う5回、四球で歩いた鳥谷を一塁に置いて、DeNA先発・今永のチェンジアップをとらえて、バックスクリーン左へたたき込んだ。
 
「角度もよかったので、入ったかなとは思いました。甘い所に来たので、無理に引っ張らずに打とうと。大歓声の中で(ダイヤモンドを)一周して、すごく気持ちよかったです」
 
4万人を超える大観衆の拍手とどよめきがなかなか収まらなかったことには、「正直、鳥肌が立ちました」と陽川。これから何度でも、この快感を味わってほしい。
 
巨人に2敗1分けと1つも勝てず、勝率5割に逆戻りしていたが、これでまた貯金ができた。若い力で勝ったことが大きい。