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原口の一振りで交流戦白星締め

阪神・岩崎、オリックス・西の両先発が好投し、7回までゼロ行進。こういう試合はホームランで決まることが多いが、阪神は6月2日の楽天戦で鳥谷が打って以来、14試合も出ていない。きょう出なければ、2リーグ制以降の球団ワースト記録に並ぶところだった。
 
そんな負の流れを断ち切ったのは、一塁で起用された原口だ。腰を痛めてから昨年までの数年間、ファームでは一塁を守ることもあったが、一軍では初めて。それだけ「打撃」を期待されているのは、本人も分かっていた。ところが、第1、第2打席は空振り三振…。
 
「ヤバいかなという気持ちもありました。3打席目は修正しようと思っていたら(無死一塁からの)バントで。(初球)いい流れで決められたので、それが4打席目につながったと思います」
 
8回は両チームとも一番からの好打順。オリックスの攻撃を2番手・藤川が3人で抑えると、阪神にチャンスがやってきた。
 
先頭・鳥谷が四球を選び、一死後、きょう初めて三番に入った原口に打席が回る。ボール、空振り、ボール、空振りのあとの4球目、バットを少し短く持って、「コンパクトに」という意識で振り抜くと、打球はレフトスタンドまで伸びた。5号アーチはゲームを動かす貴重な、貴重な先制2ランとなった。
 
「投手陣がいつも頑張ってくれているので、何とか点を取れてよかった。(チーム15試合ぶりの本塁打を)自分が打てるとは思っていなかったけど、苦しいときに打てて、勝ててよかったです」
 
勝率5割で交流戦に突入し、7勝11敗で借金を4つ作ってしまった金本阪神だが、最後の試合を白星で飾れたのは救いと言える。金曜日から再開するリーグ戦は、首位・広島が最初の相手。敵地で勝って、その差を少しでも縮めたい。