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1イニング9得点の猛攻で気持ちよく2連勝
“ 神ってる”のは広島だけじゃない!
阪神打線が火を吹いた。両チーム無得点で迎えた4回裏。打者14人の猛攻で、10安打9得点をマークした。あしたに取っておきたい…と思ったファンも多いに違いない。
江越、福留の連打で無死一、二塁のチャンスを作ると、原口がレフトスタンドに9号3ランをたたき込んだ。片岡打撃コーチは表情を緩め、「重苦しい流れだったけど、ここぞのところで試合を動かしてくれた。見事なホームランだった」と賛辞を惜しまなかった。
「芯は芯だったけど、こすったので、行くとは思わなかった。風と、球場の雰囲気がホームランにしてくれました。“ウル虎の夏”サイコーっすね」
そう言って笑顔を見せた原口。連打、連打でもう一度、回ってきた打席でも、一死満塁からレフト左で運び、この回5打点を挙げた。
捕手という難しいポジションを守りながら、五番を任されているが、「そこまで気にせずやれている。チャンスでも考えすぎず、自分のスイングができている」と言う。
江越とゴメスもこの回、2安打を放った。なかなか調子が上がらず、打順を六番に下げているゴメスだが、「打席の中でいい形になってきた。アウトになっても内容がよくなっている」と手応えを得ているようだ。
大量援護をもらった先発・能見は9回を1人で投げ切り、今季初完封。これで6年連続完封勝利となった。
「できないよりできたほうがいい。でも、もうないかな(笑)」
そんな風におどけられるのも、チームが勝ったからこそ。試合後、ロッカーへつながる通路で多くの選手が取材を受けていた。勝利に貢献した選手が多かった証拠だ。この流れのまま、一気に3連勝といきたい。