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連勝ストップも食らいつく姿勢は見せた
連勝は4で止まった。ただ、以前のように無抵抗で終わることはない。
初回に大阪桐蔭高の先輩・平田に3ランを浴びた藤浪は、2回以降立て直し、7回まで追加点を与えなかった。立ち上がりの失点はいただけないが、何とか先発の役割は果たしたと言えるだろう。
「バランスは悪くなかったと思う。それだけに、余計に初回がもったいなかった。きょうは、あの(平田への)1球に尽きる。ほかに何かが悪いということはなかった」
手応えとまではいかなくても、マイナーチェンジしたフォームも「きょうに関してはうまくいった」と話した。
一方の打線は5回まで中日先発・伊藤に抑えられていたが、6回一死から荒木、代打・緒方の連打で二、三塁とし、伊藤をマウンドから引きずり下ろした。このチャンスに、福留の内野ゴロの間の1点しか返せなかったのは痛かったが、食らいつく姿勢は見せた。
3試合連続スタメン起用の荒木は、ベンチの期待に応えて、3試合で8打数4安打の活躍。きのうは犠打も2つ決めた。
「状況を考えて。そのとき、そのときで、できることをやっているつもりです」
きょうは出塁を意識して、2球目にはセーフティーバントも試みた。何かやってくれそうな“クセ者”になれれば、出番が増えるだろう。
緒方は代打や守備固めなど途中出場が多いだけに、少ないチャンスで1本打つことが次につながる。
「代打で初球を打てると、いい準備をしていたと見られるし、今後の自分の自信にもなる。どういう場面でも、試合に出たら1つ1つ(のプレー)が大事。継続して、しっかり準備してやっていきたいです」
きょうはゴメスが不発で、途中出場の原口にもヒットは出なかったが、荒木や緒方といった選手がポジション争いに参戦してくれば、チームはもっと活気づく。