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高山の活躍で今季2度目の同一カード3連勝
高山がシーズン10度目の猛打賞を記録し、今季2度目の同一カード3連勝に貢献した。
1本目は4回一死一塁から右翼線へ二塁打。これが通算100安打目で、虎のルーキーとしては01年の赤星以来15年ぶりとなる大台に到達した。
「100本を目標に置いていたわけではないので、達成感はないですけど、1本ずつ積み重ねないといけない数字。1本1本積み重ねてここまで来たので、これからも1本1本という気持ちでやっていきたいです」
なんとも高山らしいセリフだが、新人でこの数字はやはり立派だ。金本監督も「疲れもあっても厳しいかなという時期もあったけど、また盛り返してきた。体が強いのかな。ケガをしないし、練習する体力もある」とその素材の良さを称えた。
圧巻だったのは2安打目のホームランだ。5回一死一、二塁のチャンスに、中日2番手・山井のシュートを左翼スタンドまで運んだ。プロ第4号だが、逆方向への一発は初めてだった。
驚いたのは金本監督である。
「練習でも逆方向にはなかなか入らない。逆にも打てる練習をそろそろ始めようかなと思っていた矢先だった。さすがセンスを感じる」
3本目は7回二死から中前打。ルーキーイヤーに10度の猛打賞というのは、98年の坪井にあと1と迫るもの。球団史を塗り変える日も近い。