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1ヶ月ぶりの甲子園で完封勝利

7月27日以来となる甲子園で見事な完封勝利。心地いい六甲おろしが響き渡った。

制球が不安定だった立ち上がりを三振ゲッツーで凌いだ小野は、無死1、2塁から始まった2回も無失点で切り抜ける。すると打線はその裏にプロ初勝利を目指すルーキーに援護点をプレゼントする。

先頭の中谷が相手の失策で出塁し2塁に到達すると、1死後に鳥谷がセンター前に適時打を放つ。2000本安打まで残り9本に迫る一打で先制に成功すると、続く北條の打球はレフトの横を抜ける適時3塁打。先制だけで終わらず、すかさず1点を加えた。

5回にも相手の失策で坂本が2塁に出塁するとこの隙を逃さない。俊介の安打でチャンスを広げ、上本の適時打で欲しかった追加点を挙げる。

援護点をもらった小野は、制球にバラツキはあったものの尻上がりに安定感を増す。4回にはリベロにレフト線を破る安打を打たれるが、クッションボールを素早く処理した中谷が2塁へノーバウンド送球。「(2塁に)行かれると思ったので抑えようと思った」ビッグプレーにも助けられ6回を無失点。ルーキーが先発として試合を作ると、終盤は頼れるリリーフ陣の出番だ。7回は桑原、8回はマテオが三者凡退。きっちり持ち場をこなすと、最後はドリスが161km/hを計測するパワーピッチングで3人斬り。金本監督が「理想的な継投。うちの勝ちパターン」と全幅の信頼を置く3人がパーフェクトリリーフでヤクルト打線を全く寄せ付けず、これで小野は嬉しいプロ初勝利。マテオも「小野はいいピッチングしても勝ちがついてなかったので、今日は彼に勝ちがついて中継ぎ陣も嬉しい」と喜んだ。

攻めては相手のミスに乗じて効果的に得点を挙げ、投手陣は無失点。これで乗らないわけがない。