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完封勝利で同一カード3連勝
8月最後の試合は最少得点差の完封勝利。長期ロード帰りの甲子園で3連勝を飾った。
先発・秋山が低めに集める投球で試合を作るが、打線も序盤はあと1本が出ない。それでも4回、福留の安打と大山の四球でチャンスメイクすると鳥谷がセンター前に適時打を放ち先制に成功。「(ヤクルト先発の)ブキャナンは動くボールが良かった。だけどワンチャンスを鳥谷がよく決めてくれた」と片岡打撃コーチが話す一打で2000本安打へのカウントダウンを1つ進め、残り8安打とした。6回にまわってきた鳥谷の第3打席、1死1塁から捉えた打球はセンターへ。しかし当たりが良過ぎたためノーバウンドで捕球されてしまった。アウトにはなったが打撃の状態は上向きのようだ。
秋山は要所を締めて7回を無失点に抑える。香田投手コーチも「ランナー出しながらだったけど、何とか低めに丁寧に投げて持ち味を発揮してくれた」と好投の右腕を労った。
8回、左打者が続く場面では岩崎がマウンドへ。1死1塁から右打者が並ぶクリーンアップを迎えるとマテオが登板し、ヤクルト打線を封じる。9回は3連投となったドリスが抑え逃げ切りに成功。1-0での完封勝利、キャッチャー冥利に尽きる白星に坂本は「ゲッツー取りたいところで取れた。ランナー出てもその後気持ち切り替えてしっかり出来たと思います。0点に抑えれば負けることはないので、いいことは続けていきたい」
これで8月の成績は17勝9敗1分。毎月貯金を3つ作る、金本監督が描いた星勘定よりも今月は+5。貯金は今季最多を更新する15となった。「8月、9月に強いチーム、地力を発揮出来るチーム作りを目指していきたい。9月も同じ調子で行きたいですね」首位・広島が敗れたためゲーム差は1つ縮まった。勝負の9月、鯉の背中が見えてきた。