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延長12回サヨナラ勝ちで不敗神話継続

ライトから吹き付ける甲子園特有の浜風、何人もの左のスラッガーたちの天敵となってきたがこの日は普段とは逆向きに吹いており、試合開始早々、福留に味方した。

初回2死、フルカウントから福留は真ん中高めに浮いたフォークを逃さない。鋭いスイングで捉えた打球は風に乗り、そのままスタンドイン。右中間フェンスを越え先制点をもらたした。

追加点の欲しい6回には、1番・糸原が2塁打で出塁し2番・植田が送って1死3塁。お膳立てが整うと、福留がきっちり犠牲フライを放ちリードを2点に広げた。

先発・岩貞は7回を投げて4安打無失点。3塁を踏ませず試合を作り、リードしたまま終盤を迎えると8回は桑原が3人でピシャリ。後は9回をドリスが締めるだけ・・・かと思われたが自身の失策も絡み、同点を許してしまう。

延長戦に持ち込まれると10回には岩崎が2死満塁のピンチを招く。絶体絶命かと思われたが、5番手としてマウンドに上がった藤川がロッテの5番・清田を空振り三振に仕留める。投じた4球は全て140キロ台後半のストレート、守護神時代を彷彿とさせる豪速球で勝ち越し点を与えなかった。11回には能見がドミンゲス、三木、田村と右打者3人を7球で片付け、イニングを跨いだ12回も無失点。

負けの無くなった最後の攻撃は先頭の中谷が安打で出塁し、大山が1球でバントを決める。陽川が申告敬遠で歩いて1死1、2塁とすると代打・山崎が初球を叩いた打球は三遊間へ。惜しくもレフト前には抜けず2塁に転送されたが併殺を狙ったセカンドからの送球が大きく逸れ、2塁から中谷がサヨナラのホームへ生還した。追われる立場の延長戦で競り勝ち、交流戦初の連勝。雨天翌日に負けないという不敗神話は7まで伸びた。

試合後の金本監督は「追いつかれた後、嫌なムードあったんですけどリリーフがしっかり抑えてくれた。今日の勝運、勝ちパターンのリリーフを注ぎ込んだので明日に生かしたい」9連戦は白星スタート、連勝をまだまだ伸ばしたい。