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西が投打に活躍し連敗ストップ
移籍後初の甲子園登板は雨でぬかるむ柔らかいマウンド。厳しい条件の中、先発した西は初回と2回に2安打を浴び先制を許してしまう。それでも3回は三者凡退、先頭打者に安打を浴びた4回も狙い通りにゴロを打たせ併殺打で切り抜けた。
新加入の右腕が徐々に持ち味を発揮するとその裏、打線が応える。先頭の糸井が左中間への2塁打で出塁し1死後、福留がライト前に適時打を放つ。「前の打席のチャンスで打てなかったので、なんとかランナーを還すことができて良かったです」頼れるベテラン2人のバットで同点とすると若手選手もその勢いに続く。鳥谷の四球で1死1、2塁と再び得点圏に走者を置き梅野が鋭い打球をセンター前に弾き返す。「ファーストストライクから思い切っていこうと思って、積極的にいった結果が良い結果になって良かったです」2走・福留をホームに迎え入れ勝ち越しに成功すると木浪も適時打を放つ。「チャンスで守りに入らずに、初球から積極的にスイングしていきました。追い込まれてしまいましたが、なんとか次に繋ごうと粘った結果がタイムリーになってくれて良かったです」リードを広げるとトドメは西が自らのバットでレフト線へ2点適時打を放ち一挙5得点。打者一巡の猛攻で一気に試合をひっくり返した。
援護をもらった西は丁寧なピッチングで7回2失点。制球良く89球で試合を作り「雨の中で守っている野手が間延びしないように投球テンポを意識しながら、打者と勝負することができました。梅野のリードが自分の力を最大限に引き出してくれました」と振り返っていた。
8回をジョンソン、9回はドリスが無失点に抑え逃げ切りに成功。連敗をストップさせたが矢野監督は「ほっとはしてられないので、良くないところは改善していけるように、良いところは伸ばしていけるように頑張っていきます」と勝って兜の緒を締める。今日の白星をきっかけにチーム状態は上がるはずだ。