FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。
サヨナラ機を逃し延長戦を落とす
ビジターゲーム続きだった先週は思ったように白星を重ねられず、チーム状態も中々上向かなかった。それでも甲子園に戻れば話は別、初回から大いにファンを沸かせた。糸原の四球と糸井の安打で走者をためると大山がレフトスタンドへ先制の3点本塁打を放つ。
「先制点の欲しい場面で狙い球をしっかりと仕留めることができました。切れなくて良かったです」
インコースのスライダーをうまく捉え、ポール際まで運んだ。先発・青柳は2回に被弾し1点を返されるがその裏に高山、木浪の連打と青柳の四球で満塁とし近本の内野ゴロの間に1点を加え再びリードを3点に広げた。
試合の主導権を握ったかに思えたが青柳が踏ん張れない。4回に1点を失うと5回に4連打を浴び、同点を許してしまう。交流戦ではパリーグ相手にしっかり試合を作る投球を続けてきたがこの回途中で無念の降板となってしまった。
「初回から援護してもらったのにも関わらず粘る事がことができず、早い回にマウンドを降りてしまい、チームにも野手の方々にも迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ちです」
なおも無死1、2塁とピンチは続いたがマルテの好守備もあり、今日1軍登録されたばかりの岩崎が後続を断つ。岩崎は6回もマウンドに上がると先頭打者に四球を与えながらも得点は許さない。7回は小野が、8回は藤川が無失点。9回はドリスが2つの三振を奪って三者凡退に抑える好投を見せた。
リリーフ陣の力投に応えたい打線は9回、四球で出塁した近本を糸原がバントで送りさらに糸井が4本目となる安打を放ち1死1、2塁。絶好のサヨナラ機を作った。しかも打順はクリーンアップ。勝利を信じるファンから大きな声援が送られたが大山、マルテのバットから快音は聞かれない。
同点のまま延長戦に突入すると10回、守屋がピンチを招き能見も悪い流れを止められずに5失点。10日ぶりの甲子園で白星とはならなかった。
