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1点差で競り負け、悔しい敗戦
4時間超えの延長戦から一夜明け、もう連敗は許されない試合で初回に上位打線がつながった。1死から糸原が2塁打で出塁すると糸井が1、2塁間を破る。
「初回から先制できて良かったです」
前日4安打を放った超人が第1打席でいきなり適時打、効率よく先手を取った。4回には2死から梅野がバックスクリーンに叩き込み、リードを2点に広げた。
援護点をもらった先発・高橋遥は4回まで内野安打2本のみに抑える好投を見せ楽天打線に3塁を踏ませない。しかし味方の失策からピンチを招いた5回に2点適時打を浴び、7回に勝ち越し点を奪われてしまう。
「同じバッターに続けて打たれてしまい、勝負所でも踏ん張ることができませんでした。リードを許した状況でマウンドを降りてしまい悔しい投球となりました」
打ち取った打球が野手の間に飛ぶ不運が何度ありながら7回途中3失点、先発として試合を作ったが反省の言葉が並んだ。序盤にリードしながら逆転を許し梅野の一発以降は打線も沈黙、流れは相手に大きく傾いていたが8回に大チャンスを迎える。
先頭の木浪が安打を放つと代打・福留も鋭い打球をライト前に弾き返す。無死1、3塁と絶好機を作った。打順はトップに返り1本が期待されたが内野ゴロ2つの間に3塁走者は同点のホームが踏めない。2死後、糸井が四球を選び満塁となって打席には大山が入る。4番の意地を見せたいところだったがセンター方向へ放った大飛球もフェンス手前で捕球されてしまう。
1点ビハインドの9回は3番手の島本がきっちり三者凡退に抑えて望みをつなぎ、最終回の攻撃では梅野が安打を放つ。一発が出れば逆転サヨナラ勝ちという場面で矢野監督は代打・マルテを送り込んだが結果はフルカウントから空振り三振。悔しい敗戦となってしまった。
この黒星で貯金はなくなり勝率5割となったが明日からはカードも変わる。再び貯金を積み上げたい。