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逃げ切りを図るも今季初の引き分け試合
デーゲームで先制した試合。今季特に勝率の高い組み合わせが実現したのだから、優位な展開で進むのも当然だった。
3回、梅野の安打と近本、糸原の連続四球で2死満塁とするとマルテがライト前に運び2者をホームへ迎え入れる。
「みんながしぶとく繋いでくれたし、先制のチャンスだったからランナーを還すことに集中したよ。良い結果になったし、自分の仕事ができて良かったね」
連日の先制打でチームに貢献する助っ人は守備でも魅せた。2点リードの5回に先発の青柳が連打を浴びて無死1、2塁とピンチを招いたが相手のバントにファーストのマルテが猛チャージ。機敏な動きで3塁に送球し得点圏の走者を刺した。マルテの好プレーに助けられた青柳はこの日最大のピンチを最少失点で凌ぐ。次の回も無失点に抑え6回1失点と試合を作り先発の役割を果たした。
「相手打者を詰まらすことも多くできたと思います。詰まった当たりをヒットにされたりもありましたが、それを引きずらずに投げることができたので良かったです。ただ、ボールカウントを悪くしてしまうことも多かったので、そこは反省して次の登板ではストライク先行で攻撃にリズムを持ってこれるようなピッチングができるように頑張りたいと思います」
2-1と接戦の終盤戦で7回は岩貞が2つの三振を奪い三者凡退。8回は防御率0.68と安定感抜群の岩崎がマウンドに上がった。逃げ切りを図りたいところだったが3安打を浴び同点とされてしまう。追いつかれはしたが9回はスアレスが3人でピシャリと抑えて今季初の引き分け試合となった。
当初は9連戦が組まれていたゴールデンウィークだったが雨天中止と緊急事態宣言発出に伴う試合延期により過密日程は避けられた。多くの選手が出場する矢野監督の采配によっても疲労は分散されているはず。貯金13の勢いはまだまだ続きそうだ。