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デーゲーム不敗神話17でストップ
5月中旬から勝ちと負けが交互に並び、15試合連続で連勝も連敗もない。前日に快勝を収めているため順番通りなら黒星の日になってしまうがその一方、今季のデーゲームは16勝1分と勝率100%を継続中。どちらのジンクスが勝つか注目の集まった一戦は、デーゲーム不敗神話を維持すべくマルテに豪快な一撃が飛び出した。
両チーム無得点の3回、安打で出塁した北條を1塁に置いてマルテが完璧な当たりを左中間スタンドに突き刺す。
「相手も良い投手だし、(先発の)伊藤(将)も頑張って投げてくれているから、とにかく打ちたいと思っていたよ。最高の結果になってくれたし、久しぶりにみんなで甲子園でラパンパラができて嬉しかったね」
文句なしの今季10号で2点を先制した。
援護点をもらった伊藤将は走者こそ出すものの打たれる雰囲気を感じさせない安定感あるピッチングで5回まで散発2安打で無失点。しかし6回に1点を失い、なお3塁に走者を背負った場面で痛恨の一発を浴びてしまう。その前には三遊間への強い打球をショートの中野がダイビングキャッチでグラブに収めるファインプレーがあっただけに「前半は何とか抑えることができていたのですが、中野がファインプレーをしてくれたあとに踏ん張ることができずに悔しいですし、チームにも申し訳ないです。今日の反省を活かして次の登板ではピンチの場面を凌げるように投げていきたいです」と反省の言葉を述べた。
2-3と逆転を許すと打線もその裏に佐藤輝、中野の安打でチャンスを作るが得点には至らず。終盤は守備の乱れも響いてリードを広げられてしまい、反撃に転じることが出来なかった。
得意のデーゲームで今季初黒星を喫したが順番通りなら明日は白星の日。しかも今季の日曜日は9戦全勝と勝率100%。2つのジンクスがあれば大丈夫。ファンの皆さんは気分の良い週末をお過ごし下さい。