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一軍試合速報

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まさかの大敗でタイに持ち込まれる

福岡の地でも阪神のファンの熱気はすごい。球場の左半分を黄色で埋めた。ビジターとは思えぬ熱気に背中を押された打線は初回から声援に応えた。1死から中野が安打で出塁し森下の放った打球はショート強襲の2塁打。1死2、3塁とチャンスメイクすると佐藤輝が強烈な打球をライトへ弾き返す。先制に成功した。

先発マウンドにはデュプランティエが上がった。奪三振率は先発でありながら11.22とクローザー並みの高水準。下肢の張りの影響で8月9日以来の登板となったが攻略は容易ではないはずだった。ところが球威も制球もシーズン通りの力を発揮できない。立ち上がりに3点を失い、立ち直る前にまさかの2回途中ノックアウト。リリーフした岩貞も傾いた流れを止められない。3点本塁打を被弾し1-9と大量点を奪われてしまった。3回には岩貞もピッチャー返しの打球を体に受け降板。序盤で早くも3人目の伊原がマウンドに上がる苦しい展開となってしまった。

追いかける打線も中盤に坂本の安打や中野の四球で先頭打者を出塁させたが併殺が響いてホームが遠い。それでもリリーフ陣は伊原が2回1/3を投げて3奪三振1失点、後半はドリス、湯浅、畠が無失点リレーでつないだ。打線の奮起を待った。終盤にはヘルナンデス、熊谷、梅野、小野寺と代打攻勢をかけたが大量ビハインドを跳ね返せなかった。

日本シリーズはこれで1勝1敗。星を五分に戻された。さすがパリーグ王者のソフトバンク。簡単には勝たせてくれない。だがこれでこそ倒す価値がある。次戦は甲子園で戦う。気持ちを切り替えホームで巻き返す。