- 岩田稔選手が契約更改
- 2017年12月13日 更新
13日(水)、岩田稔選手が球団事務所での契約更改終了後に会見を行いました。
岩田稔選手コメント(会見より)
―サインはされましたか?
はい。
―去年は減俸ということでしたが、今回はいかがですか?
もちろんダウンです。
―今年、オールスター明けで岩田選手らしい投球もありましたが、1年を振り返っていかがですか?
最初から良い状況ではいたんですけど、チャンスがなかなか回ってこなくて。オールスター明けのチャンスを一つ目でやっと結果を残せたので、まだやれるという自信もありましたし、そういう中でシーズン終盤ローテーション守れて、そこは良かったなと思います。
―去年のこの席で、引退覚悟でやるしかないとおっしゃっていましたが、今シーズンなかなか声がかからなかった時期に引退という言葉がちらついたことはありましたか?
最初からありました。阪神を出ないといけないのかなとかも思いましたし。悩んでいても仕方ないというのもあるので、プレーをしっかりやるだけです。
―その時期に岩田選手の心の支えとなったことは何ですか?
まだまだ出来ると自分でもずっと思った強い気持ちですね。
―声が掛かったDeNA戦は覚悟を持ってマウンドにいかれたと思いますが、今思い起こしていかがですか?
気持ちが空回りした部分もありましたし、それが力みに変わってとんでもないボールを投げたりとかもありましたし。もう12年目終わりましたけど、緊張感というかそういうのをすごい感じながらやっていたんだなというのはあります。
―結果として勝ちがつきましたが、今までの勝ち星とは違う重みがありましたか?
どの1勝もそうですけど、やっぱり勝つということは難しいことですし、勝った時の喜びというのは何とも言えないものがあります。
―来季に向けてはどのようにやっていこうと思っていますか?
最初が僕は勝負だと思っています。そこで声が掛からないとまた今年みたいな結果が待っているので、それだけは自分でも避けたいですし、何とか最初から最後までを一軍で投げ抜くといことを目標にやっていこうと思います。
―岩田選手から球団側に伝えたことはありますか?
特にはないです。逆に球団の方からもっと出来るということを言っていただきました。
―先日の受賞されたゴールデンスピリットの反響はありましたか?
普段関西にいる時はたまに声を掛けられたりするんですけども、東京から帰ってきた時や、先日、田舎の祖母のところに帰った時、いろいろ声をかけていただいたので、結構みんな見てくれているんだなと感じました。
―野球以外の部分での評価という事についてはいかがですか?
正直評価してもらえるものではないと思っていたので、自分の経験・体験を伝えていくということも、プロ野球選手になったことの使命なのかなというのも感じています。そういった面で評価してくれる賞をいただいたので、それがずっと続けられるように頑張っていきたいと思っています。
―現在も1勝につき10万円の寄付をされていますが、来季はどれくらいを目標にされていますか?
目標はやっぱり毎試合勝てる様に、チームに勝ちがつくチャンスをたくさんできるようなピッチングをしっかりしていきたいと思います。それが一番の目標です。
―ファンへ来季への決意をお願いします
まだまだ、やります。2018年頑張ります。