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原口文仁選手が6月「スカパー!サヨナラ賞」を受賞
2019年07月19日 更新

19日(金)、2019年6月度「スカパー!サヨナラ賞」が発表され、セ・リーグは原口文仁選手が選出されました。
原口選手は6月9日(日)の対北海道日本ハム戦(甲子園)、3対3で迎えた9回裏2死1・3塁の場面に代打で登場し、センター前へ劇的なサヨナラタイムリーを放ち見事勝負を決めました。原口選手のサヨナラ安打は、2017年6月15日対埼玉西武戦(甲子園)以来、4度目です。

原口選手コメント(会見より)

─受賞した感想をお聞かせください。

初めての賞をいただいた嬉しい気持ちと、今後に向けてすごくモチベーションの上がる賞をいただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

─サヨナラという場面で打席が回ってきた時の心境を振り返っていただけますでしょうか。

前の回に1度ネクストバッターズサークルに立ってその時に同点に追いついた時に、これはもうサヨナラの場面で回ってくるなと自分でイメージしながら裏で準備をしていたので、程よい緊張感の中で「絶対打ってやろう」という強い気持ちで迎えていました。

─対戦投手はセ・リーグの時に対戦経験のある投手でした。

そうですね。少し苦手としていたピッチャーなので、少し意識はありましたが打席に立ったときは自分のやるべきことを考えて打席に入っていました。

─打球がセンターにいきました。その時の瞬間の気持ちはどうでしたか。

センターが西川選手でそれも頭に入っていたので、少しライナー気味に飛んだので、どうかなという気持ちと落ちてくれという願いで走っていました。

─サヨナラの瞬間、甲子園球場が一体になったと感じたのですが、原口選手はいかがでしたか。

走っている最中は落ちてくれという気持ちで無我夢中で走っていたので、歓声は耳に入ってこなかったのですが、落ちてくれという願いだけでした。

─今年の1月以降、色々なことがあったかと思いますが、その思いというのがあのお立ち台にあったのでしょうか。

そうですね。お立ち台で皆さんの前でしゃべらせていただいたことを1つの目標にしてやってきていたので、早い段階でその目標を叶えることができて、すごく嬉しかったですね。

─あの日、野球を好きな人、阪神ファン以外にも全国の人に“原口"という名前を印象付けたのではないかと思うのですが、原口選手自身はいかがですか。

そうなってくれていたらすごく嬉しいことですし、こうやって戻ってくることができて、一軍の舞台で活躍するということが多くの方々の励みになると思ってやってきたので、こうやって一軍の舞台で活躍できることをすごく幸せに感じています。

─応援いただいているファンの方々にメッセージをお願いいたします。

日々たくさんの応援をいただいているファンの方々にはいつも力をいただいているので、本当にありがたい気持ちです。チームは少し苦しい状況ですが、まだまだ諦める時期ではないのでチーム一丸となって、目の前の試合に集中してやっていきたいと思います。ファンの皆さんには、いつも熱い応援をいただいているので、その気持ちに応えられるよう頑張っていきたいと思います。