- 中田賢一選手入団会見
- 2019年10月29日 更新
29日(火)、先日入団が決まりました中田賢一選手と正式契約を行い、入団会見を行いました。尚、背番号は「20」番です。
以下、入団会見より
谷本球団本部長
皆様ご承知の通り、NPBで100勝を挙げた投手でございますし、今年の投球を見ていてもまだまだ元気だということで、阪神タイガースの先発ローテーションの一角を占めてくれることを期待して、こちらから声をかけさせていただきました。新しい背番号は20です。どうぞよろしくお願いいたします。
中田賢一選手
─タイガースの一員となられて、今どんなお気持ちですか。
今年ソフトバンクで1年間プレーをしたんですけども、なかなか一軍の力になれずに、こういう形でタイガースにとっていただいて、しっかりとしたプレーをこれからまた見せていきたい、と新たに思います。
─移籍の話を聞いたときはどんなお気持ちでしたか。
なかなか一軍で投げられない状態が続いていましたので、こういう形で呼んでいただいて、意外とすぐ切替というか、次に向けてしっかり自分もがんばっていかなくちゃいけないな、という気持ちに、早い段階で切り替えることができました。
─地元である福岡を離れるということにも迷いはなかったですか。
まだ現役がしたい、という気持ちのほうが強かったですし、まだ自分のなかでも、投げたい、投げれる、というふうに思っていましたので、特に福岡を離れるということ関しては(迷いは)なかったです。
─移籍が決まって、タイガースの選手に連絡されましたか。
先ず中日時代でお世話になっている福留さんに連絡させていただきました。すごくびっくりされて、がんばろうな、という話をいただきました。
─奥様はどんなお話をされていましたか。
まず現役を続けられることに喜んでいまして、また、阪神さんということでよかったねと言ってくれていました。
─タイガースへのイメージは?
中日で対戦させていただいていましたが、球場全体で相手に向かっていく、というチームでしたし、僕も甲子園球場で投げるときは1勝をもぎ取るのにすごく苦労して投げていた記憶があります。今年のレギュラーシーズンの最後も、連勝でしっかりと勝っていった姿を見てたので、本当に粘り強いチームだと思っています。
─ファンの方にはタイガースキラー、というイメージが強いと思います。
僕自身は一生懸命投げていただけなので…また新たにどちらかのチームのキラーになれるように頑張っていきたいと思います。
─矢野監督とはお話をされましたか
お電話をいただきました。思い切ってやってほしい、タイガースに力をかしてほしい、という言葉をかけていただきました。
─矢野監督のイメージは
選手と一丸となって、ベンチでもすごく感情が出るというか、全員で勝ちにいってるという感じを受ける監督です。
─矢野監督とはバッターとしても対戦していたと思います。その時の印象は。
必死におさえていた状態なので…イメージとしては外のスライダーをセンター前に打たれるイメージがあります。
─本拠地が甲子園になります。どのような場所、イメージですか。
野球の聖地だと思っていますし、阪神園芸さんの管理がしっかりなされていて、すごくきれいな球場だと思います。すごく投げやすくしていただける球場になるんじゃないかと思います。
─ドラゴンズ、ホークスと経てタイガースに来られます。タイガースでどんな姿を見せたいと思いますか
チームの力になれるように。まずそれが一番です。監督コーチが望むところであれば、先発だろうが中継ぎだろうが、どこでも投げたいと思っています。
─背番号20についてはいかがですか
ルーキー、ドラゴンズで入団したんですけども、その時も20でしたし、すごく自分の中で愛着のある番号で、その番号をいただけたことは本当にうれしく思っています。プロ生活15年たったんですけど、来季も、ルーキーのように溌溂とした気持ちで、マウンドにあがりたいと思います。
─来季に向けて、熱いタイガースファンにメッセージを。
来季から、阪神タイガースのほうでプレーさせていただく中田賢一です。矢野監督を胴上げするために、ファンの皆さんと一緒に喜べるように、そのためにしっかりと1球1球投げこんでいきたいと思いますので、来季からになりますが、しっかりとご声援をいただきたいと思います。よろしくお願いします。