- 2019年度阪神タイガース納会
- 2019年11月21日 更新
21日(木)、大阪市内のホテルに藤原オーナー、揚塩球団社長、矢野監督をはじめ、コーチ、選手、職員が一同に集まり「2019年度阪神タイガース納会」を行いました。
藤原オーナー挨拶
今シーズンもご苦労様でございました。今シーズン、皆さん色々な考えをもって終えられたかと思います。本当に皆さんがハツラツとプレーをし、それにファンの皆さんが一生懸命応援をして、最後の最後まで一緒にやろうという姿勢を感じ、私の心に残るシーズンになったかと思います。ただ我々の目指すチャンピオンフラッグには、まだまだ遠かったかと思います。これから皆さんとともに大いに精進をして、これに近づくように頑張っていかなければと思った次第です。皆さんがお互いを切磋琢磨しながら、負けじとやる、それがプロフェッショナルの世界だと思います。その中でこの12月1月をどのように過ごすか、そしてオンオフの切り替えをメリハリつけてやっていただきたい、そして心身ともにリフレッシュしていただき、パワーアップしていただいて、来年の春キャンプに皆さんとお会いしたいと思います。
矢野監督挨拶
今シーズンを振り返ると、開幕の京セラのサヨナラからスタートできましたが、交流戦中盤なかなか思うようにいかないようになっていきました。その中でも二軍のときから僕が伝えてきた「辛い時どうするか」「自分が苦しい時どうするか」だからこそ「一塁までの凡打のときは頑張って走ってこうな」そういう事を積み重ねていくことで僕たちは上手くなれるし、強くなれるという事を選手たちに伝えてきました。その苦しい中でも選手たちは本当にそういう事をやりきってくれました。それがシーズン最後6連勝というかたちに繋がっていったと僕は思っています。本当にこの1年戦っていく中でこのチームがワンランク、ステップアップできたように思います。でも僕たちの目指すところはもっともっと上にありますので、強いジャイアンツをここのみんなでしっかり倒せるようなチームに全員でなっていきましょう。
そして今シーズンなかなか二軍でチャンスのなかった選手たち、今年も島本、守屋の2人が這い上がって一軍の戦力として大きく活躍してくれました。まだまだやれるはずです。限界というのは自分が諦めた時だと教えてもらいました。やれると思ったことから一歩でも二歩でもまだまだ進めるはずです。来季、一軍の選手はもちろんですけれど、今年チャンスの少なかった二軍の選手たちがチームの力になってくれることを僕も楽しみに来季を戦っていきたいと思います。来季もタイガースファンに感動と僕たちの野球を見た子ども達が「タイガースの選手みたいになりたいな」「タイガースに入りたいな」と思ってもらえるような夢のあるチームにみんなの力でなっていきましょう。来季ファンを思いっきり感動させて、そしてこの時期にみんなで思いっきり喜びあえるようにしていきましょう。
「2019年度(第9回)若林忠志賞」
西勇輝選手受賞挨拶
この度はこの若林忠志賞を入団1年目からいただき、驚きとともに大変光栄に思います。プロ3年目から赤十字、ワクチン、日本財団へ少しの額ですが8年間寄付を続けることができました。今後はこの社会貢献活動を続けられるようにしっかり野球を頑張っていきたいと思います。