- 伊藤将司選手『10・11月度大樹生命月間MVP賞』を受賞
- 2021年11月09日 更新
9日(火)、セントラル・リーグ10・11月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、投手部門で伊藤将司選手が受賞しました。
伊藤将投手は、先発として4試合に登板し、1位タイとなる月間3勝をマーク。安定した投球で逆転優勝を目指すチームを鼓舞する活躍となった。10月24日対広島東洋25回戦(マツダ)では、優勝には1戦も落とせない重圧の中で、5.2回を1失点に抑え勝利投手となり、阪神の新人左腕では1967年の江夏豊氏以来となる球団史上2人目の10勝目を挙げ、新人投手ながらローテーションの一角を担う貴重な活躍であった。
投手部門での阪神からの受賞は、2021年6月度の青柳晃洋投手以来、阪神のルーキーの受賞は、2021年5月度の佐藤輝明選手以来。
伊藤将司選手10・11月度成績
試合 | 勝利 | 敗戦 | 投球回 | 防御率 | 奪三振 | 自責点 |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 3 | 0 | 27 1/3 | 0.98 | 15 | 3 |
伊藤将司選手コメント(会見より)
―月間MVP初受賞です、今のお気持ちをお聞かせ下さい。
選んでいただいて光栄ですし、その月の一番活躍したという選手が選ばれているので、その中で受賞でき嬉しいです。
―10・11月は3勝負けなしでしたが、ピッチングの内容はいかがでしたか。
チームも優勝がかかっている中で必死に投げた結果、この結果に結びついたのが良かったと思います。
―ご自身の中で、改善や進化があったのでしょうか。
前半戦は被弾が多かったので、後半戦はそれが少なくできたことが良かったと思います。
―ルーキーイヤーで入団の時に目標にされていた二桁勝利達成となりましたがいかがですか。
入団前から立てていた目標で、それを実現できたということは本当に嬉しく思います。
―今シーズンを振り返るといかがですか。
良い時と悪い時がありましたが、その中で大量失点がなく、クオリティ・スタートをしっかり伸ばせたことが良かったと思います。
―10月の中で印象に残っている試合はありますか。
甲子園で登板した18日広島東洋カープ戦で、7回無失点のピッチングができたことです。ゴロアウトや自分の投球スタイルがしっかりできた一試合でした。
―佐藤輝選手や中野選手の活躍は、伊藤将選手にとってどんな刺激・存在でしたか。
2人が活躍していると、負けたくないという気持ちにもなりましたし、お互い3人がチームを引っ張っていけたことは嬉しく思います。
―来シーズンはどのような一年にしたいですか。
しっかり来年も二桁勝利を目指して、頑張っていきたいと思います。