- 梅野隆太郎選手が契約更改
- 2021年12月07日 更新
7日(火)、梅野隆太郎選手が契約更改を行いました。
梅野隆太郎選手コメント
―今日ここに至った思いをお聞かせください。
率直に阪神タイガースで優勝したい。そして最高の仲間、スタッフ、ファンとともに優勝という頂に立てるよう、みんなで勝ち取りたいと思い決断させて頂きました。
―球団からはどのようなお話がありましたか。
「梅野なくして優勝はない」と、個人的にも凄く嬉しい言葉を頂き、来シーズンも意気に感じてやっていきたいなと思います。
―複数年契約ということで、期待をより感じられましたか。
初めての事ですし、今までは一年一年という積み重ねでしたが、その積み重ねを球団からも複数年という形で評価して頂き、本当に嬉しく思っています。
―今シーズン振り返っていかがでしたか。
昨年からコロナ禍の中、厳しいシーズンが続きましたが、個人としてはオリンピックという貴重な経験をしたシーズンでした。成績でいえば苦しいところもあり、2位という悔しい結果ではありましたが、個人としては怪我なく1年間戦い抜くことが出来たのかなと思います。
―個人では、得点圏打率が高いまま維持されていましたがいかがですか。
チームの勝利の事ばかり考えながら日々戦っていました。打つことに関しては得点圏で1本打ってチームの勝利に繋げる、どういう形であれ打つことでチームの流れや雰囲気も変わると思うので、そういう部分でキャッチャーとして意識する場面もありました。数字に関しては満足していないですけれど、もっともっとやっていきたいという思いもあり、得点圏打率に関しての数字は良かったのかなと感じています。
―ブロッキングであったり、盗塁阻止であったり、梅野選手の特徴を存分に発揮されたと思いますが、そのあたりはどう感じていらっしゃいますか。
ブロッキングというのは数字でなかなか出づらい部分ですが、個人としてはそこが自分のストロングポイントだと思いますし、見えないファインプレーという意味では、シーズン誰よりもイニング数を受けてきて、出来た部分、課題となる部分がありました。まだまだ成長段階ではありますが、数字では出ないですが、1年目からずっと言っているものが少しずつ自分の中で納得する部分が増えてきているので、来季もそういう部分を増やして、自分を高めていきたいと思います。―リーグ優勝という意味では本当に僅かな差だったと思いますが、その差はどう感じていらっしゃいますか。
数字だけでいえば、小さい差と感じるかもしれませんが、今のタイガースの若い選手たちで戦っていくという事は、収穫もありますが、高い壁を乗り越えていかないといけないと思います。数字を追いかけるというよりも、自分たちのやるべき野球というものを一試合でも二試合でもやることによって、その積み重ねで優勝に辿り着けると思うので、1位との差を小さかったではなく、大きかったと感じて、来季も優勝を目指して頑張っていきたいと思います。
―オフの強化ポイントをお聞かせください。
怪我なくやることがプロ野球選手として一番であり、怪我をしてしまうと出場機会を失ってしまうので、身体づくり、技術向上に向けてしっかり準備していきたいと思います。
―ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
長い期間色々考えることもありましたが、最後は気持ちよく決断しました。タイガースで1年目から人としても成長させて頂いて、球団には本当に感謝することばかりで、ファンの皆さんの後押し、声援というのは自分の中で忘れられないものでした。ファンの皆さんの熱い応援は、「12球団一の応援」に間違いないと思うので、また甲子園の舞台で戦えるというのはファンの皆さんにも嬉しく思って頂けると思いますし、自分自身も意気に感じて来シーズンもプレーしたいと思います。優勝に向けて頑張りますので、応援宜しくお願いします。