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アーロン・ウィルカーソン選手『5月度大樹生命月間MVP賞』を受賞
2022年06月09日 更新

9日(木)、セントラル・リーグ5月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、投手部門でアーロン・ウィルカーソン選手が受賞しました。

ウィルカーソン投手は、先発として4試合に登板し、リーグトップタイの3勝をマーク。防御率1.04はリーグ2位と好成績を残し、登板した4試合のうち3試合でクオリティ・スタート(6回以上自責点3以下)を記録した。そのうち、5月21日対読売11回戦(甲子園)では7回を、27日対千葉ロッテ1回戦(ZOZOマリン)では8回を投げて、2試合連続無失点での勝利投手となり、安定した投球で開幕から最下位に低迷するチームを鼓舞する活躍を見せた。阪神投手陣は、月間防御率1.79を記録するなど安定しており、その投手陣をけん引した。
投手部門での阪神からの受賞は、2021年10・11月度受賞の伊藤将司投手以来。阪神の外国人先発投手の受賞は、2018年3・4月度のR.メッセンジャー投手以来。

アーロン・ウィルカーソン選手5月度成績
試合勝利敗戦投球回防御率奪三振自責点
431261.04183
ウィルカーソン選手コメント(会見より)

―月間MVP初受賞です、今のお気持ちをお聞かせ下さい。

5月は本当に自分のピッチングも感覚的にも良かったと思います。なぜ良かったかというと少し分からないところもありますが、一番の要因は後ろで守ってくれたチームメートのおかげだと思います。しっかり守ってくれて、必要な時に点を取ってくれて、チームが勝っているところを見ると本当に嬉しかったですし、これからどんどんチームが流れに乗っていき、シーズン終盤までいい戦いを続けていきたいと思います。

―5月の試合の中で印象に残っている登板はありますか。

あまり過去の試合というのは考えないように、次の試合に考えを持っていくようにしていますが、勝った全ての試合は本当にいい試合でしたし、チームが勝つということは本当に嬉しかったです。

―日本の野球の印象はいかがですか。

まだ学んでいる途中ですが、ここまでしっかりやることができているなと思います。まだこれからどんどん学んで行かないといけませんが、今までやってきた結果というのは自分でも満足していますし、このまま良い状態を継続できればと思っています。

―チームの雰囲気はいかがですか。

雰囲気はとても良いです。シーズン序盤はなかなか勝つことができなくて苦しい展開が続きましたが、今は投打ともに調子が上がってきているので、このいい状態を続けていって、シーズン後半につなげていけたらと思います。

―日本での生活は慣れましたか。

日本の生活にも慣れてきました。今、いろいろ学んでいる途中ではありますが、日本の生活に慣れることで日本の野球の結果にも影響してくるかなと思います。

―これからの意気込みをお聞かせください。

このままいい状態を継続できればと思います。しっかり自分のピッチングができて自分の仕事ができればチームに勝つチャンスを与えられると思うので、チームもサポートしてくれるので自分もしっかりチームの助けになれるように、自分のピッチングを続けてチームに流れを持ってこれるようにやっていきたいと思います。