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岡田彰布監督が2024シーズン前半戦を総括
2024年07月22日 更新

21日(日)、岡田彰布監督が2024シーズン前半戦の総括会見を行いました。

岡田彰布監督コメント(会見より)

―前半戦を終えて、現在のチーム状況をどのように捉えておられますか。

今ちょうど貯金がゼロになって、それをよくやったというのか、物足りなかったというのか、そのへんはちょっと、自分の判断ではわからないですね。今はね。

―前半戦は投手陣が踏ん張った。

才木が一番中心になって。みんな防御率いいんだけど、なかなか村上にしても勝ち星が増えないというのもあって、そのへんは打線との兼ね合いなんでしょうがない部分もあるんですけど。ブルペン陣を含めてね、よくやったというか、よく踏ん張った前半戦だと思いますね、投手陣に関しては。

―打線についてはどう受け止めておられますか。

どのようにって、もう見ての通りですよ。もうそれは誰ひとりとして満足のいく前半戦じゃなかったと思うし、これはもう後半戦に向けての奮起ですよね。

―才木選手の名前が先ほど挙がりましたが、前半戦、最も頑張ったと評価する選手は?

それはもう才木1人ですね。はっきり言って。頑張っているけど勝ち星が増えない投手もいてるんですけど、勝ち星と防御率、いろんな面で一番頑張ったのは、やっぱり才木になると思いますね。

―昨日3人が支配下登録されましたが、3人への期待は。

すぐっていうわけじゃないと思うんですけど、髙橋に関しては手術明けでね、だから去年からほとんどピッチング姿を見てないし、はっきり言うて。これは徐々に、間隔を空けてという話なので、二軍の方で投げて、それで判断したいと思いますね。あとの2人はファームでも今年前半で30試合くらい中継ぎとかで投げて、二軍の評価というか推薦で、それで支配下はOKしました。

―後半戦に向けて、もう一皮むけてほしいと思っている選手は。

いやそれは全員でしょ、野手全員ですね。残り50いくつ(試合)があるんで、(後半戦は)甲子園から始まりますけど、後半に向けては甲子園6試合あるんで、そのへんで流れに乗るっていうか、そういうゲームをすれば、ずっと言ってる8月、9月が勝負になってくると思うんで、そのへんで勝負の年になると思いますね。

―開幕前から混戦だと予想していましたが、まさに大混戦の中で、ここから1つ抜け出すために監督が必要だと思っていることは。

それはもう8月、9月の野手の奮起で勝ち取っていくというかね。まあでも、2月からこんなの想定しているんで、しのいでしのいで前半来たけど、自分の心の中ではなんとも思ってないですよ、はっきり言うて。

―あらためて、後半戦に向けての意気込みをお願いします。

こういう混戦ね、混戦のおかげって言うたら違うんですけど、タイガースのチームとしては、本当にいい状態というか、そういう時期もなかったしね。先ほど言ったピッチャー陣の頑張りでなんとかしのいできたという前半だったんで。これはもうチームとして、やっぱり打線の奮起と、ピッチャー陣を助けてやってチームとして勝っていかないといけないので。まあ、勝負所というのはみんな当然分かってると思うので、そういう意味では、楽しみは楽しみですけど。