JERAセ・リーグ公式戦2025開幕前日共同記者会見

2025年03月27日 更新

2025年JERAセ・リーグ公式戦開幕前日となる27日(木)、藤川球児監督と広島東洋カープ 新井貴浩監督が揃ってマツダスタジアムで会見を行いました。

以下、会見より

―開幕への意気込みを。

新井監督「明日からいよいよ開幕ということで、やっとここまで来たなと。キャンプからオープン戦まで長く感じています。明日が待ち遠しいです。よろしくお願いいたします。」

藤川監督「私にとっても久しぶりのマツダスタジアムで野球ができると非常に楽しみにしています。マツダスタジアムの照明がLEDに変わったり、芝も張り替えたということで興味を持って明日の開幕戦に挑みたいと思います。」

―開幕投手は。

新井監督「明日は森下でいきます。本人にとっても初めての開幕戦で、緊張すると思うのですが、思い切って投げてほしいと思います。」

藤川監督「タイガースは村上でいきます。村上には就任して秋季キャンプ中には開幕投手を伝えていました。その中で5カ月しっかりと今日まで過ごしてきた。これだけ仕込んできたということは、私たちにとって素晴らしいものなので、明日自信を持って送り出せる状態であると思います。」

―2人は現役時代チームメート。

新井監督「まずは素直に時の流れを感じます。10年前、15年前にまさかこうなるとは想像もしてなかったと思いますし、現役時代は一緒のチームでプレーしましたし、素晴らしいクローザーだった選手です。また野球に関しても独特というか、自分の考えをしっかり持った方なので、楽しみにしたいと思います。」

藤川監督「勝手ながらドラフトの同期でもありますし、新井監督もカープを出て、タイガースに来て、もう一度カープに行った。私自身もタイガースでプレーして、違うチームに行き、もう一度タイガースに戻ったという意味では、非常に人生観も似ているところもある。そういうところは明日からの3連戦、ゲームの流れ、そういったものにも人生の流れも出てくるのではないか。相手ベンチと良い勝負をしながら、皆さんに楽しんでいただきたいと思います。」

―開幕投手の印象。相手の印象。

藤川監督「私たちは先に攻撃が始まりますから、明日球場に入ってくる時から攻めの姿勢で森下投手に襲いかかる。受けて立つ新井さん率いるカープに対して、球場に入った瞬間から勝負をしかけていきたい。是非期待してください。」

新井監督「村上投手、素晴らしい投手なのは間違いない。一昨年はMVPも獲っている投手なので、そんなに簡単には打ち崩せないと思うので、しっかり足を絡めて攻めていきたいと思います。」

―期待の選手は。

新井監督「個人名ですか。二俣はオープン戦ですごくいいものを見せてくれました。いろんなポジションを守れますので、彼に非常に期待しています。」

藤川監督「佐藤です。佐藤にアグレッシブな2025年シーズンを送ってもらいたい。初回に必ず打順が回る3番に入る佐藤。明日から佐藤の活躍とともにシーズンを進めていきたい。」

―今季の手応え。

新井監督「ピッチャーはすごく先発、ブルペン、いいものを見せてくれて、良い仕上がりだと思います。昨年も点をとるのに苦労しましたので、今年はなるべくピッチャーを援護して楽な展開に持って行ける試合をたくさんしたいなと思います。」

藤川監督「一昨年はボールを見極めて、昨年は森下投手のようなコントロールの良い投手にどんどんストライクゾーンを突かれたイメージがあるので、どう変わるか、どんな野球をするのか非常に楽しみに見てもらえたら。」