焦らず自分の役目を果たすのみ＜後編＞
バッティングでの悩みが解消され、ファームでも打率3割に到達するなどアピールに成功。5月21日には今季初の一軍昇格が決定した。昇格した日は代打で出場しヒットは出なかったが、翌日の代打出場でショートへの内野安打。今季初ヒットをマークした。その後5度のスタメン出場を含め6月23日時点で14試合に出場し、打率.308を記録。代打出場だけの打席に限れば、打率.556で得点圏打率も.667と勝負強さを発揮している。この背景には、結果にとらわれすぎずに、自分の役割を果たすという気持ちで試合に挑めているのが大きいという。
「今は、余計なことを考えず思い切ってやるしかないという気持ちが本当に強い。とにかく与えられた場面で、自分の仕事をしっかりとこなすことに集中できています。昨年までは少ないチャンスなんだから結果を出さなきゃという気持ちが強かったですが、今はいい意味で気持ちの余裕ができていることが……。
焦らず自分の役目を果たすのみショートver＜後編＞終了。
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