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虎魂

憧れの背中を追いかけて<後編>

今季はファームスタートで先発にも挑戦した小川だが、ここまで一軍での登板は全てリリーフとしてのものだ(10月25日現在)。プロとして、どの場面、どの役割を任されても当然その仕事を全うする気持ちはあるが、リリーフに対しての思いは特別なものがあるという。

「リリーフというポジションは、先発投手が作ってきた試合を壊してしまう難しさがあると思っています。今年はファームで先発もやらせてもらって、先発の難しさ、大変さが理解できました。その上で、今リリーフとしてチームに貢献できているという部分はすごくやりがいを感じています。タイガースは8回と9回に“すごい人”がいるので、6・7回を誰がつなぐかとなったときに、投げさせてもらうことも多いので、大事なポジションだなと思っています」

“試合の流れを壊さないこと”こそがリリーフの役割と理解している。だからこそ、今季で一番悔しかった試合としては「秋山(拓巳)さんの勝ちを消してしまった試合(9月21日・バンテリンドーム)」を挙げる。個人の悔しさは登板結果どうこうよりも、繋いできた投手に影響が及んでしまったときに生まれる。チームの勝利はもちろんのこと、先発の思いを受け継ぐことこそがリリーバーに求められるものだと強く意識しながら、日々マウンドにあがっている。

記憶に新しい一昨年のドラフト直後のこと…

憧れの背中を追いかけてショートver<後編>終了。

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