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虎魂

あの歓声をもっと味わえるように<前編>

優勝まであと一歩に迫った2021年。最終的には悔しさばかりが残ったが、レギュラーシーズンで12球団最多の77個の白星を積み上げた事実は変わらない。あと一歩届かなかった悔しさと確かな自信を胸に、来季のリベンジへ向け、チームは歩みをスタートさせている。

誰が来季のチームの顔となるのか−。そんな期待や妄想が膨らむこの季節、目の色を変えて秋季練習に取り組んでいた男がいる。背番号97、小野寺暖だ。

京都翔英高、大阪商業大を経て、2019年の育成ドラフト1位でタイガースに入団。勝負強く、パンチ力のある打撃が武器の23歳は2年目となる今季、春季キャンプから猛アピールを果たすと、シーズンが開幕して間もない4月18日に見事、支配下登録を勝ち取った。

「今年は、“一つ目のプレー”を大事にしようと思って、日々の練習に臨んでいました。守備の一球目だったり、バッティング練習の初球だったり、一つ目からしっかり集中して、自分のプレーができるように大事に取り組んできたつもりです」

一つ目のプレーの大事さを意識して、積極的にプレー。ファームでは開幕から快調に安打を積み重ね、最終的には打率.315という成績で見事首位打者に輝いた。支配下にも登録されるなど、充実したシーズンを送ったようにも思えるが…

あの歓声をもっと味わえるようにショートver<前編>終了。

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