チームのために自分ができることを<前編>
7月の戦いを終えた時点で、すでに昨年を上回る78試合に出場。シュアなバッティングと広い守備範囲で攻守に渡って活躍を見せており、最大の武器である足ではチームでは近本、中野に次ぐ12盗塁をマーク。走・攻・守のあらゆる分野で、自分らしさを発揮しているのがこの男、島田海吏だ。
「これまでのシーズンでは途中出場が多かったですが、今年はスタメンで出場させてもらうことが多く、今までにない経験をさせて頂いています。その中で、今までやってきた事ができているなと思う部分と、まだまだやらなくてはいけないなという部分を両方感じながらシーズンを過ごしています」
今季は開幕から約二週間が経過した4月9日に一軍登録されると、同日に代打で今季初出場。以降、代打に代走など出場を重ねながら、チームが上向きはじめた交流戦のころに出番をグッと増やした。6月1日の埼玉西武戦(甲子園)から1番・ライトとして起用されると、そこから8試合連続安打を放つ活躍。最近は主に中野と近本の間の2番打者として、渋い活躍を見せているのは知っての通りだ。
プロ5年目の26歳。2017年のドラフト4位で入団したが、翌年に近本、そして一昨年のオフには佐藤輝がチームに加わり、激化する外野手争いの中でひたすらに自分の技を磨いてきた。
「昔から負けず嫌いなんです。なので…」
チームのために自分ができることをショートver<前編>終了。
公式モバイルサイトでは本コラムのロングverを閲覧できるだけでなく、
島田海吏選手の直筆サイン色紙をプレゼント中です!