大舞台で得た自信を胸に<後編>
昨年はWBCを含め、長いシーズンを戦い、今までにない疲労の蓄積があった。だからこそこのオフは、疲労回復に努めてから体を動かすようにしたという。
「しっかりとリフレッシュすることを心がけました。体を動かし始めてからは、走り込みやウエートトレーニングを重点的に行い、体の強度を上げていきました。実戦的な動きは、キャンプに入ってから時間が取れるので、シーズン中に時間が割けないトレーニングをやってきた感じです」
プロ4年目のシーズンは、球団初の連覇もかかる大切なシーズンだ。そのタイミングで選手会長という大役を任された。昨年11月25日に行われたファン感謝デーでは、締めのあいさつでファンへの感謝と共に「阪神タイガース初の連覇に向かって、チーム一丸で全力で頑張っていきます」と力強く語った。名実ともにチームを引っ張る存在となったことで心境の変化はあるのだろうか。
「僕自身、言葉で引っ張るよりは、プレーだったり、取り組み方だったりといった姿勢を見せて引っ張っていければと思っています。あとは……。
大舞台で得た自信を胸にショートver<後編>終了。
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