自分のやるべきことを大切に<後編>
課題の打撃向上へ、昨オフからさまざまな取組を実施。改善すべき点は多いが、徐々に自身にフィットした形に近づきつつあると本人は語る。
「今バッティングで意識している点は、横を向く時間をできるたけ長く保つこと。一般的には体が開かないようにというほうがわかりやすいのかもしれませんが、僕の場合は横を向くという意識で取り組んでいます。横を向く時間を長くすることで、ボールに対してヘッドを出しやすくなる。まだ完璧に取得できているわけではありませんが、徐々に形ができつつ感覚はあります」
定評のある守備だけでなくバッティングでも結果を残せなければ、レギュラーとして試合に出続けられないという意識は強い。だからこそ、日々の鍛錬は絶対に欠かせないと心に刻んでいる。
日々の努力の中で精神的な成長を実感する本人。そのきっかけの一つに、今年の春季キャンプで臨時コーチを務めた鳥谷敬氏の言葉がある。
「春のキャンプでいろいろと指導してもらった際に、『意識の持ち方、体の使い方など細かい部分も含め、1年間を通した考え方をしていた』と話して……。
自分のやるべきことを大切にショートver<後編>終了。
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