2年前の経験を忘れずに高みを目指す<前編>
NPBで、出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目的に2022年から実施されている現役ドラフト。2度目となった昨季、チームはオリックス・バファローズで中継ぎとして活躍した経験を持つ漆原大晟を指名した。当時のことを本人に振り返ってもらうと、次のような答えが返ってきた。
「第1回で移籍した選手が活躍する姿を見ていたこともあり、僕の中では新しいチャンスをもらえたという感覚でした。また、野球人生における分岐点という認識もあったので、決まってからは今年にかけるという思いが強くなりました。今でも、いただいたチャンスを絶対にものにしないといけないという意思は持ち続けています」
大学1年の秋、関甲新学生野球連盟のリーグ戦で、11者連続奪三振というリーグ新記録を樹立。2年次の新人戦ではチームの優勝に大きく貢献して、最高殊勲選手にも選ばれた。そして2018年のドラフト会議で、オリックス・バファローズに育成1位で指名されプロ入りを果たす。
「育成でのプロ入りだったので……。
2年前の経験を忘れずに高みを目指すショートver<前編>終了。
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