2年前の経験を忘れずに高みを目指す<後編>
9月10日に2度目の登録抹消となったが、ここまでキャリアハイの37試合に登板し存在感を示し続けた。そんな右腕に、セ・リーグのチームに移籍して感じたことを聞くと次のような答えが返ってきた。
「やはり、セ・リーグはDHがないのでピッチャーに打順が回ってくる際に、試合展開によっては代打が出されるので、それを想定して肩をつくらなければいけないというのは、今までと大きく違う点かなと思います。もちろんパ・リーグ時代も代打の選手と対戦がありましたが、いろんな分岐点だったり、流れだったりを読みやすく、肩をつくりやすい環境だったと思います。でもセ・リーグでは打線のめぐり合わせなど複雑な状況も加わってくるので、パ・リーグ時代よりも、ブルペンで考えることが少し増えたような気はします」
いつ登板になるかわからないリリーフは、難しい調整を強いられることもあるが、そこも含めてやりがいはとても大きい。現代野球では……。
2年前の経験を忘れずに高みを目指すショートver<後編>終了。
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