目標達成の要因はメンタルの成長<前編>
今シーズンの目標に掲げていた50試合登板をクリア。2年連続で40試合登板も果たし、防御率も1点台とセットアッパーとしての地位を確立したといえる。しかし、本人の口からは次のような言葉が聞かれた。
「50試合登板を目指してやってきたので、それがクリアできて良かったと思う部分はあります。でも、チームが優勝できなかったことも含め、個人でも春季キャンプで調整がうまくいかず、開幕直後に1ヵ月間、一軍の戦力として投げることができなかった。その期間のことを考えると、もっとできたと思うので、正直満足いくシーズンではありませんでした」
オープン戦は8試合に登板し0勝2敗、防御率7.00と苦しんだ。それでも開幕一軍のメンバーに名を連ねたが、3月30日の今シーズン初登板となった読売ジャイアンツ戦で2つの三振は奪ったものの2安打を許し2失点(自責点1)という内容だった。その3日後にファームでの再調整を余儀なくされた。
「昨年はストレートを売りに一定の数字は残せた形になりましたが、細かいデータを見るとストレートの被打率、対右打者の被打率がともに……。
目標達成の要因はメンタルの成長ショートver<前編>終了。
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