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若虎の爆発で2桁得点。再び2位浮上
岩田が今季初登板。ファームで若手との競争に勝ちつかんだ先発機会だったが、初回にワイルドピッチで先制点を献上。2回にも先頭打者への四球から失点してしまう。その後も毎回四球を与え、攻撃のリズムを作れない。
試合はDeNAペースで進んだが、そんな嫌な流れを中谷が一撃で振り払う。
4回に北条の四球と大山の安打で走者をためると、1死後、中谷が打った瞬間にそれとわかる特大の3点本塁打をレフトスタンドに叩き込み、逆転に成功。ここまで2安打に抑えられていたDeNAの先発・石田を完璧に捉えた。
「力みがすごかったです」という岩田が苦しみながらも5回を2失点にまとめると、6回はメンデスが無失点。イニングをまたいだ7回に2死3塁とし、筒香を打席に迎えると左腕・高橋がマウンドへ。気迫の込もった投球でセカンドゴロに打ち取り凌いだ。
その裏、2死から今日が33歳の誕生日の西岡が代打で打席に立つが、カウント1ボール2ストライクとなったところで雨のため20時35分に試合は中断。21時過ぎにシートが外され、乾いた土を入れ直し、15分から再開された。
8回に桑原が1死2、3塁と一打逆転のピンチを背負うも切り抜けると、その裏、1死2塁から大山が左中間に2点本塁打を放つ。
「とにかく追加点の欲しいところだったので、ランナーをホームに還すことだけ考えて打席に入りました」
ルーキーの一打で欲しかった貴重な追加点を挙げると、ここから打線が爆発する。ロジャース、中谷の連打と鳥谷の四球で満塁とし、大和の適時打で1点を追加。さらに2死満塁から代打・高山が右中間を真っ二つに割る走者一掃の適時2塁打など打者11人を送り込む長い攻撃で一挙7得点。終盤の猛攻で一気に試合を決めた。
長期ロード前最後の甲子園を白星で飾り、2位浮上。金本監督は「今はロードという時代じゃないですけど、一戦一戦、戦っていきます」1ヶ月後の甲子園の試合を凱旋とするべく敵地に乗り込む。