- 2012年度阪神タイガース納会
- 2012年11月27日 更新
26日(月)、大阪市内のホテルに坂井オーナー、南球団社長、和田監督をはじめ、コーチ、選手、職員が一同に集まり
「2012年度阪神タイガース納会」を行いました。
坂井オーナー挨拶
今季はファンの期待に応えられず申し訳ない気持ちで一杯です。原因は私を始め、フロントあるいはここにおられる皆さま方それぞれが責任を持っておられると思っております。是非ともオフにかけて十分に反省をして頂きたいと思っております。そして来季こそ8シーズンぶりのセ・リーグ優勝と日本一を達成いたしましょう。今季は悔しいシーズンでしたが、来季は経験豊かなコーチの方々、それから中村GMをお迎えして、来年こそ強固な体制を作っていきたいと思っております。中村GMに関しましては、監督・コーチ陣、選手間、あるいは我々とのフロントとの間のコミュニケーションを十分に取って頂き、長期的な目で強いタイガースを作る為に、お力をお借りしたいと思っております。長期的な目で見ていきたいというところですが、これは何も若手を優先的に使うとか、優勝を諦めて頑張るということでは無く、優勝を目指しながら将来を作っていく、今日を戦いながら明日を見る戦いをしていかなければ、タイガースはいけないと思っておりますので、この難しい課題を是非とも中村GMをはじめ、我々などでその課題を達成していきたいと思っております。来年は是非ともファンの皆様方のご期待に沿える様、タイガースの伝統と言いますか、先日のOB戦での先輩方の溌剌とした姿と、応援していただくファンの皆様方が沢山来られたことを本当に心に刻んで、来季こそ8シーズンぶりの優勝、日本一を是非とも達成したいと思っておりますので、皆様我々共々頑張りましょう。
和田監督挨拶
皆様一年間、本当にお疲れさまでした。今年5位という不甲斐無い成績で終わりましたことを非常に責任を感じております。そして今、オーナーからお言葉を肝に命じまして、また前に進んでいきたいと思っております。先日のファン感謝デーでは、来季は必ず這い上がると宣言しました。この這い上がるとは悲壮感では無く5位からの逆襲です。とにかくチャレンジャーである。そういう気持ちで頑張りたいと思っております。その為にはまず、ここにいる選手全員、今一度原点に帰り大きな声を出し、全力疾走する。そして這い上がる為に持っている物を全て出し、躍動感のあるチーム作りをしていきたいと思っております。これからシーズンオフに入りますが、来年2月1日のキャンプに向け、しっかりと準備をしてきてください。引退した金本の言葉「若いうちにもっと練習をしておけば良かった」この言葉の本当の意味をしっかりと考え、また上に向かって全員一丸となって頑張っていきましょう。今季の反省を活かして、必ず這い上がります。来季こそ全国のタイガースファンを心から喜ばせられる様なシーズンに全員で一丸となって頑張りましょう。一年間本当にお疲れさまでした。
またこの納会では、昨年度より創設した「若林忠志賞」の第2回受賞者が発表され、藤川球児選手が受賞いたしました。